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公募債を発行するにはどうすればよいですか?

まず、証券会社に必要な資料を提出して、公募債を発行したい旨を伝えます。 書類を受け取った証券会社は、主幹事証券会社となって複数の関係業者に「公募債の販売を手伝ってくれないか」と声をかけ、ひとつの団体を結成します(これを引受シンジケート団と言います)。 公募債の募集要項は、引受シンジケート団が組成されてから決定するのが一般的です。 内容が確定したら、引受シンジケート団が各証券会社に販売を依頼し、引受シンジケート団経由で資金を調達します。 共通書類のほかに、以下の書類を用意しましょう。 公募債を発行するには、債務不履行時に裁判手続きなどをしてくれる 社債管理者を置く必要があります。 銀行や信託会社に依頼するのが一般的です。

私募債と社債の違いは何ですか?

社債は、「誰に向けて発行するのか」によって、いくつかに分類されます。 特定の投資家に対して発行する社債は 私募債、不特定多数の投資家に対して発行する社債は 公募債です。 私募債の中でも、縁故者に発行するなら 少人数私募債、少数の機関投資家に発行するなら プロ私募債と分かれます。

私募債には社債管理者の設置義務はありますか?

私募債には、社債管理者の設置義務はありません。 公募債とは市場に情報を開示し、不特定多数の投資家から資金を募って発行する債券のことです。 企業が公募債を発行するためには、社債管理者の設置や有価証券報告書の提出義務など様々な規制があり、それらの諸条件を満たせる企業はおのずと大企業に限られます。

社債から得られる利益は何ですか?

社債から得られる利益は2種類あります。 1つ目は定期的に支払われる 「利子」 です(税率20%で源泉徴収され、確定申告不要)。 2つ目は 「譲渡益・償還差益」 、売却して得た利益と償還金を受け取って得た利益です(税率20%、確定申告が必要)。 また「利子」も「譲渡益・償還差益」も、確定申告によって株式投資等の損失との「損益通算」が行えます。 社債の魅力は? 社債の魅力は 「金利」 です。 新規に発行される社債の金利は、同じ時期の預金金利より高いのが基本です。 なぜって、お得でなければ売れないからです。 また、「株式に比べると安全性が高い」点も長所です。 ただし個々の商品によって安全性に大きな差があります。 (下記のリスクの項目を参照)。

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